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続 同窓会考
                                  深澤友子

新年あけましておめでとうございます。本年も相変わらず同窓会をよろしくお願いします。色々なことのあった一年がやっと明けました。そんな時にまた、同窓会について思いをはせてみました。

(かわら版ぎんが№10 より転載)


ある程度の年齢になった頃から、新しく出会う人の少なくなったことに気付く。そしてさらに、人間関係も断捨離と気取ってみる。
家に居るほうが気持ち的に楽だもの。好きな人とだけ接しているほうが楽だもの。この人はどんな人?こんな事言ったら失礼かしら、、、迷惑かしら、、、なんていろいろ考えるの疲れたもの。そこで、交際範囲も縮小、と考えてみましたが。
しかし、、、である。
同窓生はどうも違うらしい。
街中で会っても、たとえそれが初対面でも、年の差はあっても妙に通じ合う。エッー、同窓生ですか、、、これですぐ打ち解ける不思議。お互いを思いやる、思いが無駄になっても思いやる。そんな仲間集団。
素敵な仲間が、素敵に集う、素敵が集う、それが同窓会らしい。と、またまた同窓会を考えてみました。

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